2013年10月01日

水陸両用者で離島防衛を

4億円要求 離島防衛に本腰!

侵攻された島嶼部の奪還に不可欠!

水陸両用車やオスプレイ搭載可能に!




 防衛省は2014年度予算案の概算要求で、前年度比約1400億円(2・9%)増の約4兆8900億円を計上する方針を固めた。安倍晋三首相の決断で11年ぶりにプラスに転じた13年度に続き、2年連続で増額を図る。沖縄県・尖閣諸島などの離島防衛を想定した水陸両用車や、航空自衛隊の次期主力戦闘機F35の購入費も盛り込む。


 増額は、円安に伴う輸入装備品の価格上昇などが大きな要因。同省はこれとは別に、装備の更新・強化に充てるため、15年度以降に支払う後年度負担額の引き上げを目指し、財務省と折衝を続ける。

 今回の概算要求では、中国が尖閣強奪の野望をあらわにするなか、島嶼防衛・奪還のための新編成や装備が注目されている。

 離島防衛を主任務とする陸上自衛隊の「西部方面普通科連隊(西普連)」(長崎県佐世保市)に海兵隊的機能を持たせるため、新たな部隊を編成。連隊の緊急展開に不可欠な「足」として、隊員を乗せて海岸などに上陸する機能を持つ水陸両用車「AAV7」を装備する方針を固めた。

 防衛関係者の間では「一度、敵部隊に侵攻された島嶼部の奪還には、水陸両用車両の導入が不可欠」といわれてきた。AAV7は米海兵隊に配備されており、1両で乗員3人+兵員25人、または貨物4・5トンを搭載可能。防衛省は6両の調達を目指している。


 防衛省は8月23日、離島防衛・奪還作戦のための「海兵隊的機能」として、海上自衛隊の「おおすみ」型輸送艦(基準排水量8900トン)を大規模改修する方針を固めた。隊員を乗せて前線に進出する水陸両用車や垂直離着陸輸送機オスプレイを搭載可能にする。平成27年3月に就役予定の新型ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」(同1万9500トン)に水陸両用戦の「司令塔」機能も持たせる。

 これらの改修は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で挑発を繰り返す中国を念頭に、離島防衛と占領時の奪還作戦の実効性を担保する措置で、海兵隊的機能の整備が「実戦モード」に移行したことを意味する。今月末に締め切られる26年度予算案概算要求に設計費など4億円を盛り込む。

 防衛省は27年度にもオスプレイを導入。水陸両用車「AAV7」も今年度予算で取得する4両に続き、26年度概算要求では新たに派生型の2両の取得も盛り込む。派生型は指揮通信型と回収型の2種類で、この導入も実戦を見据えたもの。

 オスプレイとAAV7の「母艦」となるのが、計3隻ある「おおすみ」型輸送艦。艦内でオスプレイを移動させられるよう格納庫と甲板をつなぐエレベーターを改修、甲板に耐熱用の塗装も施す。AAV7については発進用に船尾のハッチを改修し滑り止めの塗装を行うことも想定している。

 26年度は主に設計を行い、27年度以降に順次、改修を進める考え。

 一方、就役すれば海自最大の護衛艦となる「いずも」には電子会議装置などを整備し、水陸両用戦の司令部に位置づける。


posted by @@ at 20:07| Comment(0) | 防衛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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